2013年02月02日
ゼロ・ダーク・サーティ ZERO DARK THIRTY おそらく最速レビュー
ゼロダークサーティの試写会にいってまいりました。
昨日懸念していた、もしかして俺一人?は杞憂に終わり、いってみたら25人ほどがきていました。
さっそくレビューをば
あらすじ・・・・・をウィキペディアから拝借しようと思ったがまだ出てない(´;ω;`)
まあご存知の通り、若いCIA捜査官マヤがひたすらビンラディン発見のみに全力を注ぎ、捜査のなかで同僚をテロで失い、自らもテロの標的にされるが、執念でビンラディンを発見。しかし今度は懐疑的な上層部に阻まれるが、必死の説得でついに作戦許可!
SEALSチーム6(DEVGRU)が出動し、ビンラディンを殺害して終了、という内容
この結末は全世界の誰もが知っている以上、ネタバレもクソもありませんな^^;
ということで以下は個人的な見所
この映画、冒頭からガンガン拷問していきます
当初は拷問に戸惑いを見せるマヤだが、自らも拷問に加わり、また機転を効かせた尋問で徐々に手掛かりをつかんでいきます。
まあでも拷問といっても、近年平気で拷問する映画が溢れている中では割と凡庸なもの
あっと驚く展開はない
ただ特筆すべき点といえば、拷問される側の心情変化だろう
最初は強気で、尋問官に反発する態度をとっていたテロリスト 「嘘をついたら酷い目にあわす」と言われ拷問され続ける中、心身共に完全に憔悴しきっていく
最初は強気のテロリストも数日立つ頃には見る影もなく、「嘘をついたら酷い目にあわす」とのセリフに対して「please」と答える
字幕では「やめろ」となっていたが、ここでは「やめてください」が正しいだろう
下っ端とは言え、強い信念を持つテロリストをここまで追い詰め、屈服させる様はみていて寒気すら覚える
恐ろしいのはそれだけで終わらず、さらに屈辱的な追い込みをかける事
やっている事は"普通の"拷問だが、やるタイミングと心理操作でここまで見せるものかと驚愕した
「事実に基づく」がこの映画の謳い文句だが、現実にこのような事が行われていたということについては、改めて考えさせられるものがある
その後少しずつビンラディン周辺の重要人物を発見し追い詰めていく
この過程がなかなか面白い
ビンラディン直近の連絡員を発見し写真に収めるワンシーン
普段アクション映画を見たり戦争ゲームをやる際、ブリーフィングでホワイトボードに対象人物を隠し撮りした白黒写真が貼られ、「捜査の結果、この人物が潜伏していることがわかった。今回の諸君の標的は〜」のくだりはよく聞くだろう
しかし、そんな何気ない写真一枚を撮るのに、どれだけの労力が割かれるかが本作ではよくわかる
普通のアクション映画でよくある特殊部隊の突入シーン、そこに至るまでの過程が事細かに描かれた作品であった
そして大多数のミリオタが期待するDEVGRUの突入シーン、はじめに言っておくが、派手なドンパチを期待している人にはまったく物足りないだろう
淡々とプロの"お仕事"が展開される
そこには殺し合いなどというものはなく、ただ一方的な殺しがあるのみ。
殺しというのも生易しく、人によってはそれを「処刑」と捉えるだろう
武器を持つ相手を確実に殺す。それが女であっても...
場合によっては武器を持っているか確認できなくとも、怪しければ殺す
人によっては批判するだろうが、これは至って当然の行為
サバゲーやFPSと違って、実戦は一度死んだらおしまいで、やりなおしはきかない
ならば脅威はあらかじめ排除するのが当然だ
そして標的を始末してもまだ終わりではない
おうちに帰るまでが暗殺である
可能な限り情報を集め、墜落したステルスブラックホークを爆破し、作戦後の処理を済ませてようやく作戦終了
ビンラディン邸から情報収集する様は、時間的制約があるとはいえさながら武装強盗のようであった
この突入シーン、とにかく淡々としていて無駄な演出は一切ない
BGMもないため、カメラワークも相まって完全に密着ドキュメントのようであった
逆にそれをストイックな演出という事もできるだろう
自分はそのような演出がドキュメンタリータッチのこの映画に非常にマッチしていると感じた
最後に本作は徹頭徹尾、プロの"お仕事"の紹介といった雰囲気を崩さない作風である。同時に人間的弱さをも(それがテロリストであってもCIA捜査官であってもDEVGRUであっても)事細かに描写している。
これらの演出によってテロリストと戦う最前線でなにが起こっているかを忠実に伝える事に成功している。
近年見た映画の中ではかなり見応えのある部類であった。
逆にこの辺が理解できない人には楽しめないかもしれない作品だろう。
以上が今見てきた感想であるが、もう一つ、今回はメダルオブオナーとのコラボ企画という事で抽選会も行われた
そしてわたくし、見事にスタッフTシャツいただいてきましたー(・∀・)


最近やたらとTシャツに縁があるな^^;
(少し前にもサバゲーフィールドユニオンでユニオンTシャツもらってきた)
ま、タダで映画見てお土産ももらえたんで今日は大満足でしたかね((*´∀`*))
昨日懸念していた、もしかして俺一人?は杞憂に終わり、いってみたら25人ほどがきていました。
さっそくレビューをば
あらすじ・・・・・をウィキペディアから拝借しようと思ったがまだ出てない(´;ω;`)
まあご存知の通り、若いCIA捜査官マヤがひたすらビンラディン発見のみに全力を注ぎ、捜査のなかで同僚をテロで失い、自らもテロの標的にされるが、執念でビンラディンを発見。しかし今度は懐疑的な上層部に阻まれるが、必死の説得でついに作戦許可!
SEALSチーム6(DEVGRU)が出動し、ビンラディンを殺害して終了、という内容
この結末は全世界の誰もが知っている以上、ネタバレもクソもありませんな^^;
ということで以下は個人的な見所
この映画、冒頭からガンガン拷問していきます
当初は拷問に戸惑いを見せるマヤだが、自らも拷問に加わり、また機転を効かせた尋問で徐々に手掛かりをつかんでいきます。
まあでも拷問といっても、近年平気で拷問する映画が溢れている中では割と凡庸なもの
あっと驚く展開はない
ただ特筆すべき点といえば、拷問される側の心情変化だろう
最初は強気で、尋問官に反発する態度をとっていたテロリスト 「嘘をついたら酷い目にあわす」と言われ拷問され続ける中、心身共に完全に憔悴しきっていく
最初は強気のテロリストも数日立つ頃には見る影もなく、「嘘をついたら酷い目にあわす」とのセリフに対して「please」と答える
字幕では「やめろ」となっていたが、ここでは「やめてください」が正しいだろう
下っ端とは言え、強い信念を持つテロリストをここまで追い詰め、屈服させる様はみていて寒気すら覚える
恐ろしいのはそれだけで終わらず、さらに屈辱的な追い込みをかける事
やっている事は"普通の"拷問だが、やるタイミングと心理操作でここまで見せるものかと驚愕した
「事実に基づく」がこの映画の謳い文句だが、現実にこのような事が行われていたということについては、改めて考えさせられるものがある
その後少しずつビンラディン周辺の重要人物を発見し追い詰めていく
この過程がなかなか面白い
ビンラディン直近の連絡員を発見し写真に収めるワンシーン
普段アクション映画を見たり戦争ゲームをやる際、ブリーフィングでホワイトボードに対象人物を隠し撮りした白黒写真が貼られ、「捜査の結果、この人物が潜伏していることがわかった。今回の諸君の標的は〜」のくだりはよく聞くだろう
しかし、そんな何気ない写真一枚を撮るのに、どれだけの労力が割かれるかが本作ではよくわかる
普通のアクション映画でよくある特殊部隊の突入シーン、そこに至るまでの過程が事細かに描かれた作品であった
そして大多数のミリオタが期待するDEVGRUの突入シーン、はじめに言っておくが、派手なドンパチを期待している人にはまったく物足りないだろう
淡々とプロの"お仕事"が展開される
そこには殺し合いなどというものはなく、ただ一方的な殺しがあるのみ。
殺しというのも生易しく、人によってはそれを「処刑」と捉えるだろう
武器を持つ相手を確実に殺す。それが女であっても...
場合によっては武器を持っているか確認できなくとも、怪しければ殺す
人によっては批判するだろうが、これは至って当然の行為
サバゲーやFPSと違って、実戦は一度死んだらおしまいで、やりなおしはきかない
ならば脅威はあらかじめ排除するのが当然だ
そして標的を始末してもまだ終わりではない
おうちに帰るまでが暗殺である
可能な限り情報を集め、墜落したステルスブラックホークを爆破し、作戦後の処理を済ませてようやく作戦終了
ビンラディン邸から情報収集する様は、時間的制約があるとはいえさながら武装強盗のようであった
この突入シーン、とにかく淡々としていて無駄な演出は一切ない
BGMもないため、カメラワークも相まって完全に密着ドキュメントのようであった
逆にそれをストイックな演出という事もできるだろう
自分はそのような演出がドキュメンタリータッチのこの映画に非常にマッチしていると感じた
最後に本作は徹頭徹尾、プロの"お仕事"の紹介といった雰囲気を崩さない作風である。同時に人間的弱さをも(それがテロリストであってもCIA捜査官であってもDEVGRUであっても)事細かに描写している。
これらの演出によってテロリストと戦う最前線でなにが起こっているかを忠実に伝える事に成功している。
近年見た映画の中ではかなり見応えのある部類であった。
逆にこの辺が理解できない人には楽しめないかもしれない作品だろう。
以上が今見てきた感想であるが、もう一つ、今回はメダルオブオナーとのコラボ企画という事で抽選会も行われた
そしてわたくし、見事にスタッフTシャツいただいてきましたー(・∀・)


最近やたらとTシャツに縁があるな^^;
(少し前にもサバゲーフィールドユニオンでユニオンTシャツもらってきた)
ま、タダで映画見てお土産ももらえたんで今日は大満足でしたかね((*´∀`*))
ちなみに、今だから言いますがこの試写会、MOH購入者限定だが、自分MOH持ってません(^q^)
正確には持っていたが売っちゃったので友達に借りてパッケージだけ持って行った笑
EAさん、ごめんなさい!笑
正確には持っていたが売っちゃったので友達に借りてパッケージだけ持って行った笑
EAさん、ごめんなさい!笑
Tシャツいいですね。
しかし、メダルオブオナーシリーズのゲーム製作中止になったのは悲しいです。
MOH、もう終わりなんですか!?
ショックですね
僕をサバゲーに引きずりこむキッカケとなったシリーズなので非常に残念です><
これで、BFとCODの流れになるようですね。